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職員内部研修 9月

2021年09月15日 (水)

9月の内部研修の様子

理事長からのお話

事例発表

テーマ:利用者の口腔内の出血の有無、程度を観察しケアを行う

 

今年度口腔衛生委員会では職員から口腔ケアについてのアンケートをとらせていただきました。

アンケートの集計結果は、

①利用者の歯磨きで気を付けている点では、

歯茎にあたる際の当て方や強弱を意識しながら行っている、残歯がある方は出血がないように優しく磨くなどといった回答がありました。

②利用者の口腔ケアに関する疑問点では、歯槽膿漏の方の歯茎の出血は止まるまで出した方がいいのか、歯茎からの出血がみられる時はどうしたらいいのかといった回答がありました。

以上の事から、今年度委員会では出血がある利用者への口腔ケアについて取り組むこととしました。

最後に歯周病に対して効果的なバス法磨きについてです。

 

バス法磨きは、歯周病菌の住みかになっている歯周ポケットに直接働きかける効果のある方法です。

①歯ブラシの柄はペンを持つように親指と人差し指で下から支えます。

②毛先を歯と歯の境目に45度の角度で当て、力を抜いて10秒程小刻みに前後に振動させます。(磨くときの理想の圧力は200g程度です。)

③磨く順番は、右上の奥の表側→左上の表側→左上の裏側→右上の裏側というように一筆書きのように磨くことで磨き残しを防ぎます。

毎日のケアの際に少し意識して行う事が予防に繋がっていくのかも

しれないですね。