2023年01月18日 (水)
こんにちは。
寒くなったり暖かくなったりを繰り返し、
寒暖差で体調を崩しそうな毎日ですが、皆様ご自愛下さい😩
さて今回は1月の職員内部研修の様子と、学んだことをお知らせします。
今回は「褥瘡(じょくそう)について」。
褥瘡とはいわゆる「床ずれ」の状態を言います。
褥瘡のメカニズムとしては、
長時間の圧迫により、
血流が悪くなる、または止まってしまう
↓
阻血性障害が起こり、褥瘡になる
という風になります。
褥瘡のリスクがある人は、
・自力で動けない人、寝たきり状態にある人
圧迫を取り除く行為が積極的にできないためリスクが高いです。
・栄養不良状態にある人
皮膚の保湿成分やバリア機能が低下することにより皮膚が損傷しやすくなります。
・高齢者
加齢に伴い皮膚の抵抗力が低下するためにリスクが高まります。
そのため幸陽荘では、
「栄養状態の改善」
「スキンケア」
「体位変換等」
を行って褥瘡の予防、治療に努めています。
栄養状態の改善では、
適切な栄養補給がされているかアセスメントし、
必要に応じて栄養補助食品を提供しています。
スキンケアでは、
皮膚の観察及び清潔に保ち、必要に応じて保湿を行っています。
体位変換等では、
体位変換はもちろん、
利用者の状態に応じて体圧分散寝具を使用しています。
以上、1月の職員内部研修の様子でした。
伊藤