2016年08月05日 (金)
7月の川柳教室のお題は『声』 ボイスということでした。
みなさん、一生懸命お考えになっておりました。
*天・・・ナンボエバ 声出て拝む 津軽富士 《けん坊》
*地・・・リハビリで (けつ)から声出て 生ぎでらな 《けん坊》
*人・・・サダダモダ モッコきてさらう 綱と札 《けん坊》
今回はいずれも《けん坊》さんの独壇場でした。さて、ここで、津軽弁のわからない方々に
天 の「ナンボエバ」・・・(めっちゃいいなあ!!)の意味です。
人 の「サダダモダ」・・・新種のきのこではありません。「困ったもんだ」という意味です。
「モッコ」・・・・津軽では、「蒙古」をおばけに例え、「泣けば山からモッコくるど」と言ったそうです。
《けん坊》さんは、モッコをモンゴル出身の力士に例えてます。
綱は横綱の綱の事、札は懸賞金の事だそうです。
したがって、直訳すると、
困ったもんだ モンゴル出身の力士たちが 綱と懸賞金を 持っていっちゃう。。。。
ん~。津軽弁は意味がふかいなあ。 by工藤